かれこれ、ぼくが中学1年の時からサックスを始めて5年目になりました。
ぼくが楽器を始めた中学1年のとき、僕は吹奏楽部に入部しました。最初は当時3年の先輩が基礎的なことを教えてくれたのですが、その先輩が引退して同じ楽器の先輩がいなくなってしまったのです。
それから中学時代は吹奏楽部に所属し、高校になってからは地元の一般吹奏楽団へ入団し、ほぼ独学でサックスを練習して今に至るというわけです。
そこで今回は、ぼくが独学で楽器をしてきて気づいたメリット、デメリットを紹介したいと思います。
きっとぼく以外にも、独学で楽器をしてきたひとはたくさんいると思います。これまでそうだった人は、この記事を読んで、”そうそう!”とか、”だよねぇ~!”ってなると思います。また、これから楽器を始めたい!と思っている人は、”独学ってこんな感じなのか!”、と参考にしてもらえると嬉しいです!
目次
メリット編
1. 自分のペースで自由に練習、演奏ができる
独学で楽器をするとなると、部活や団体に入っているわけではないので、自分のペースに合った練習や曲の選択ができます。
社会人の方は仕事をしながら、学生で吹奏楽部などに入っていない人は放課後や休みの日に、という形で楽器をすることになると思います。独学で楽器をすると、いい意味で集団に縛られず、自分の歩幅でレベルアップすることが出来ます。
ぼくの場合は、吹奏楽部を引退してからが本格的な独学になったので、まだ日は浅いんですが、このメリットは身をもって実感しています。
2. 自分の演奏スタイルを作りやすい
独学で楽器をする人は、「自分はこういう風に音楽を表現したい!」とか、「このバンドいいな!」、「こういう曲をやってみたい!」という思いを軸に練習すると思います。
独学だからこそ、いろいろな面において自由度が高いので、その点が自分の演奏スタイルを形成するうえでプラスに作用すると思います。
ソロで演奏するにしても、バンドを組んで演奏するにしても、演奏スタイルの形成という点において、独学で楽器をすることは一つの良い方法になると思います!
また、自分が思っていた通りに曲が演奏できると、それは自信につながり演奏スタイルの形成にさらに拍車がかかると思います!
デメリット編
1. 怠けてしまい途中で断念してしまう
正直、楽器をやりたい!という気持ちをずっと持てないと、独学を続けていくのは難しいと思います。
独学で楽器をする際は、ほとんど全部自分ですることだったり、いつするかなどのスケジュールを決めなければなりません。なので、楽器をやりたいと思う気持ちがかなり大事になってきます。
なので、独学で楽器を始めようと思っている人がその楽器を本当にしたい、と思い続けないと練習に身が入らなくなったり、怠けてしまったりしてしまう可能性があるのです。
もし、今やっている楽器とは違う楽器に興味を持ったときには、その楽器を一通り練習してみるのも手かもしれません。
それがきっかけで、その興味を持った楽器が上達するかもしれませんし!
2. いま自分がどのレベルにいるのかがわからなくなる
レッスン等で楽器を習っている人は、習っている先生と比較して相対的に大体自分がどのレベルにいるのかは大体わかると思います。
ただ、独学で楽器を習うとなると、当然先生はおらず、自分しかいないので、今、自分はどれくらい上達したんだろう…?というのがわかりずらいというかわからなくなってしまいます。
この問題が原因で、1つ目に紹介したデメリット”怠けてしまい途中で断念してしまう”という事にもなってしまう可能性もあるのです。
このデメリットは独学最大の難点といってもいいかもしれません。
解決方法(解決手段)編
ここでは、僕が個人的に考えたデメリットに対する解決方法(解決手段)を紹介したいと思います。
地元の吹奏楽団(弦楽器の場合はオーケストラ団体)などに入団してみる
吹奏楽団またオーケストラ団体に入団すると、たとえ初心者であったとしても曲を一応弾けるようになっておくと、そこに身を置くことはできると思います。そこから得るものも多いです。
ぼく自身も、吹奏楽団に入って得られたものは多いです。一人で楽器をすることに限界を感じたときは団体に所属する、というのも一つの手だと思います。
まとめ
ここで紹介したのは、あくまで私が体験してきたことに基づいた経験談のようなものですが、独学とひと口に言っても色々な方法があります。
- 教則本を買い練習する
- インターネットに投稿されているレッスン動画等を見る
- とにかく曲を演奏してみる etc…
色々なサイトにも独学について書かれたブログ等はたくさんあります。ですが結論、独学はこれが正しいという確固たる正解のようなものはありません。ですが、独学で楽器をしている人の助力になれればと、ぼくはこのブログにぼくの経験した独学に関することを書いています。
それぞれの人に合った独学の方法があると思います。その選択肢に今回紹介したことが少しでも参考になればと思います。