入門編

【初心者向け】中学生から楽器を始めたい!と思った人へ

楽器の選び方に決まりはない!

楽器を始めるきっかけは、部活動体験で吹奏楽部の演奏を聴いて…とか、友だちについて行って気づいたら自分が興味を持っていた!など様々だと思います。

ただ、初心者の人からすると、“楽器をしたい気持ちはあるけど楽器ってどう選べばいいの??”と思うと思います。実際私も、中学生から楽器を始めた人なので、おんなじことを思いました。

もし、家族の方が楽器経験者であるのならば、少なからずアドバイスしてもらえると思います。でも、周りに吹奏楽経験者もしくは楽器経験者がいなかったらどう決めていいかわかりませんよね。誰も最初から楽器に詳しいわけではありません。だから、楽器は好みで選んでいいと思います!

もしかしたら、中学校によっては顧問の先生が楽器を決めるところもあると思います。そういう場合は、一応やってみたい楽器を顧問の先生に提案してみましょう。(その要望が通るかどうかは顧問の先生次第ですが…)

今回は、私が個人的におすすめする楽器を紹介したいと思います。

目立ち度で選ぶならトランペット!

この楽器は吹奏楽ではもちろん、ジャズでも花形的存在です。また、J-POPでもいろんなバンドにトランペットの音が入っています。曲の中で目立ちたい!と思った人や、メロディーをたくさん吹きたい!ソロを吹いてみたい!と思っている人におすすめな楽器です。トランペットは持つだけで画になるので、モテるきっかけにもなるかも…?

演奏のしやすさで選ぶならサックス!

この楽器も吹奏楽やジャズの中で花形的存在です。サックスとひと口に言っても、ソプラノサックス、アルトサックス、テナーサックス、バリトンサックスのように種類は多彩です。今人気なバンドで言うと、Official髭男dismのベースの楢崎 誠さんが一部楽曲でサックスを吹いています。コツさえつかめれば音がスッとでる楽器なので音が出るまで時間はかからないと思います。

練習はどうすればいいの??

この問題について特に周りに経験者がいない人はとても難しい問題だと思います。でも心配ありません!今の時代、ネットやYouTubeなどで練習方法が乗っている動画がいくつもあります。極端な話、現時点でYouTubeに投稿されている動画で基礎的なことはマスターできるほどまでたくさんあります。ぼく自身も練習に行き詰まった時はYouTubeで検索したりしています。ここではサックスの練習動画等をいくつか例を挙げて紹介したいと思います。

例えばこんな感じで。

このようにプロの方やプロでなくとも演奏活動されている方々が様々な練習に関する動画を投稿しています。ここではサックスの練習動画を例にしていますが、他の楽器の練習動画もたくさん投稿されています!

楽器を吹かずに練習する方法!?

こういう方法があるんです。結論を言うと、ひたすら指をサックスを吹く時のように動かすんです。”そんなのつまんないよ~”と思う人もいるでしょう。確かにこの練習は面白くはありません。けど、すればするほど自分に身に付きます。ぼく自身も毎日はしていませんが、特に難しい曲を練習する時はこの練習をしたりしています。下の動画はぼくが指を動かすだけの練習を取り入れるきっかけになった動画です。ちょっと長いですが、参考になると思います。

でも、こんな人もいると思います。

「もう基礎練習はいっぱいしたから、曲を吹いてみたい!」と思った人、

いいと思います!

ぼく自身も基礎練習はもちろんですが、好きな曲を耳コピして演奏してみたり、市販で売っている自分のレベルに合った楽譜を購入して演奏しています。やっぱり曲を吹くとモチベーションが上がりますよね!そこで、ぼくがリサーチした楽器を始めた人向けの曲を紹介します。

アルトサックス編

雪だるまつくろう(アナと雪の女王)

この曲はもう誰でも知っているといっても過言ではないくらい有名な曲です。始めたばかりの人にとっては少し難しいかもしれませんが、シャープもフラットもついていないので比較的吹きやすいと思います。上の動画はサックスの旋律に合わせてバーが動いていくので今どこを吹いているかが目で分かります。ぜひ参考にしてください。

テナーサックス編

この曲も有名ですね。卒業式などで良く演奏されると思います。シャープが一個付きますが、同じリズムが繰り返されることが多いので、この曲は比較的吹きやすいと思います。動画自体に譜面はありませんが投稿者さん自身が耳コピの譜面を概要欄に載せているので、その譜面を見ながら練習してみてください。個人的にこの投稿者さんが運営しているチャンネルはおススメです!今旬の曲のカバー動画をたくさん出しているので、参考にしてみてください!

家族の協力について

ご家族の協力は学生にとって不可欠なものです。楽器をすることを快諾してくれる家庭もあれば、そうじゃない家庭もあると思います。そんな時にはどうしたらいいか?あくまでぼく個人の意見なので、一意見として参考までに聞いてほしいと思います。

ぼくは、 自分の本気度を両親に示すこと が大切だと思います。両親の方に楽器をしたいことを話すときに、「自分は〇〇(自分が楽器をしたい理由など)だから楽器をしたいんだ。」と理由や目的、目標を明確にして話すことによって、両親の方も納得しやすくなると思います。

まとめ 楽器をやりたいと思う気持ちに勝るものはない!

今まで、いろいろなことを紹介してきましたが、結論、「楽器をやりたい!」という思い、気持ちがすべてなのです。この気持ちがあれば、たとえ練習がつらくなっても、自分の思うように音が出なくなっても、楽器がしたいという気持ちがあれば乗り越えられるはずです。自分自身もスランプになり、思うように音が出なくなった経験があります。でも、それでも自分の望む音を出したいと思い、いろいろな工夫の末、スランプから抜け出せました。今から楽器を始めようと思っている人、楽器は、音楽は人を豊かにしてくれます。だから、ぜひ大人になっても続けてほしいと思います。必ずあなたの人生にプラスに作用してくれるはずです!